タッチパッドは便利!(Surface Pro 4)

修理のためSurface Pro 4に触れない時期があり、改めてタッチパッドって便利だったのだなと認識しました。個人的に便利だと思うタッチパッドの割り当てと、それを補完してくれるショートカットキーについてまとめてみます。

Surface Pro 6が発売されましたが、設定自体は同じように使えるのではないかと思います*1。念のため書いておくと、使用するOSはWindows10です。

 

タッチパッドのタップやスワイプには、便利な機能を割り当てることができます。
設定>デバイスタッチパッドを見てみましょう。

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「2本の指でタップして右クリックする」はとても便利で、私はこれに気づくまでタッチパッドの右下をクリックしていましたが、基本的には2本指でタップのほうが圧倒的に速いです。

「2回タップしてドラッグすると複数選択」も便利です。Webブラウザ上で文章を選択して右クリックメニューから検索したいときなどに、「2回タップしてドラッグ」と「2本の指でタップ」を組み合わせて、片手の動作で完結できる場合があります。

「スクロール方向」では、2本指で画面をスクロールするときのスクロール方向を変更できます。これは好みの問題ですね。

「ピンチ操作によるズーム」は、おそらくデフォルトでオンになっているので、あまり意識せずに使用しているかと思いますが、もし使用していなければ使ってみてください。

以上の機能をすべてオンにしたとき、基本動作も含めて1本指の動作は以下のようになります。

  • タップ:左クリック
  • ドラッグ:カーソルの移動
  • 2回タップしてドラッグ:複数選択

2本指の操作は以下のようになります。

  • タップ:右クリック
  • ドラッグ:画面のスクロール
  • ピンチ:ズーム

 

3本指と4本指でタップしたりスワイプしたときの挙動を設定するには、右にある「ジェスチャの詳細な構成」を確認します。

私のおすすめの設定は、以下のとおりです。まず、3本指から。

  • タップ:マウスの戻るボタン
  • 上スワイプ:タスクビュー
  • 下スワイプ:デスクトップの表示
  • 右スワイプ:デスクトップを切り替える
  • 左スワイプ:デスクトップを切り替える

次に、4本指の設定。

  • タップ:マウスの進むボタン
  • 上スワイプ:タスクビュー
  • 下スワイプ:ウィンドウの最小化
  • 右スワイプ:アプリの切り替え
  • 左スワイプ:アプリの切り替え

3本指と4本指のタップを「戻る/進む」ボタンとして使うのは、気持ち悪く感じるかもしれませんが、慣れるととても便利です。Webブラウザでもエクスプローラーでも使えますし、私はPDFビューアとしてSumatra PDFを使っているのですが、このアプリでは「戻る/進む」ボタンで楽に移動ができます*2。別のページにジャンプしてすぐに戻りたいときなど、とても便利です。

3本指の4本指の上スワイプには、ともにタスクビューの表示を割り当てています。タスクビューから最近閉じたファイルを開くこともできて便利です*3

一覧で表示せずにデスクトップやアプリを切り替えたいときには、3本指と4本指の右左スワイプを使います。デスクトップを簡単に切り替えられるのは、デュアルディスプレイ環境にないとき大変ありがたいです。

3本指の下スワイプに割り当てる「デスクトップの表示」は、デスクトップに戻りたいときに便利です。これは言うまでもないですね。

4本指の下スワイプには、「ウィンドウの最小化」を割り当てています。ウィンドウを最大化で開いているときに実行すると、ウィンドウが小さくなり、デスクトップにあるファイルをドラッグ&ドロップしたいときなどに楽ができます。

 

*1:というか、Windowsタッチパッドがついていれば、たぶん皆同じなのでしょう。

*2:試したことはありませんが、他のアプリでもできるかもしれません。

*3:OSが少し古いバージョンだと履歴を見られる機能はないかもしれません。