サイキック!ぱーりーないと☆の感想
ユッコの新曲です!
キャラクターのキャラクター(性格とか)に強く踏み込んだものではなくて、
ともすればキャラクターが他の誰かを演じているように見えるが、実は重なる部分があるという奥ゆかしい(?)曲のほうがいいなーと思っていた。
…思っていたのだが、キャラクターの魅力が詰め込まれているこの曲にはとても感動してしまった。正直、『ミラクルテレパシー』よりも完成度が高いと思う*1
彼女のキャラクターと強く関係している部分を取り上げてみると、
「びっくりさせるには 努力あるのみです」
⇨ 努力家な一面
「わたしの願いは 世界中 驚きと 愛で 満たしたい 素敵なテレキネシス」
⇨ みんなの幸せを願うための(もしくは願うことが彼女にとっての)サイキック
楽曲全体としては、テーマパークみたいなエンターテイメント空間っぽい雰囲気が漂っている。
2番サビ後の展開は正直そこまで好きではないけど(個人的には面白いけど色々と遊びすぎと思う)、最後のサビへの繋がりと盛り上がりが素晴らしい。
そして何と言っても、最後(「盛りアガれ どこまでも」の後から)の多幸感とパーティが終わりに向かう寂寞感(裏で流れてる旋律がエモい)のバランスが最高。
本当に、作詞作曲の方には敬意を表さざるを得ない。
ユッコを知っている人にはぜひ聴いてみてほしい!!
逆に言うと、よく知らない人からすると恐らく大して響かない…とは思うけれども。
(追記)
『ミラクルテレパシー』では「きっと~」というフレーズが何回か登場するが、『サイキック!ぱーりーないと☆』では出てこない。
このことに関しては、彼女の成長や環境の変化とともに願いが確信に変わったという見方もできる。
*1:念のため補足しておくと、『サイキック!ぱーりーないと☆』は当然2曲目だからこそ遊び幅があったのだとも思っている。